師走も押し迫って来た今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしですか。12月はいつもの月よりも、何倍も早く過ぎるように感じますね。歳の終わりは何だか少し寂しいような気もするし(又、一つ年をとるのも嫌だし、、笑)、新年への期待もあるしで、やや複雑です。ところで、今週の火曜日(12月8日)に、ノーベルコンサートに行ってきました。毎年声を掛けてくれるお友達がいるので、今年も夏前からチケットを用意してもらいこの日に備えました。
今年は、前半と後半のプログラムががらりと変わっていました。まず前半は、日本でもファンが多い(天皇・皇后両陛下もお気に入りだそうです)ピアニストのマルタ アルゲリッチ(Martha Argerich)のピアノソロでした。このアルゼンチン出身の世界的ピアニストは1941年のお生まれで、今年68歳です。鍵盤の上をまるで手が独りでに滑るように優雅に動き、それでいて奥の深い音色は何とも言えず、すばらしいものでした。癒し系、とでも言えるのでしょうか、とにかくうっとりとして今年一年を振り返っていました。しかし、聞くところによりますと、彼女はとてもエネルギッシュで情熱家。お若い頃は、若さ溢れるパワフルな演奏が多かったようです。そして後半は、オーケストラでロミオとジュリエットなどが演奏されていました。馴染みのある曲で、これはこれで良かったのですが、実のところ私としてはマルタのピアノをもっと聴いていたかったです。でも、さすがにノーベルコンサートだけあって、観客も皆オシャレをして優雅に振舞っている方が多く、今年一年を締めくくるコンサートとしては、申し分なかったです。
今日は着物で盛装してみました。ノーベルコンサートを着物で行きたいと以前から考えていましたので、今年は思い切って夕方着替えて出かけました。
休憩時間にシャンパンを飲むのも、なかなかいい気分です。
以上が、ノーベルコンサートのリポートでしたが、次回は”水香が2010年のカレンダーになりました”をお届けしますね!
では、又お会いしましょう!
水香