みなさま、こんにちは。 秋も深まり、ここスウェーデンでは晩秋の趣すら感じられる昨今です。朝夕の冷えはかなりのものです。
今日のトップは、まさに大正浪漫を代表する画家、竹久夢二の描いた秋です。
大正8年 ”わくら葉”
消え入りそうな、夢二風美人とはちょっとイメージの違う私ですが(笑)、実は高校生の頃から
夢二の大ファンで、画集や詩集を古本屋めぐりをして集めたものです。その辺の影響からか、今でも私は火鉢などの骨董を見るのも大好きです。
そんな私と夢二が見えない何かで縁があったのか、最近私の家族が夢二の里(牛窓)に、田舎の家を購入しました。それこそ、随分昔、私は大阪から夢二の郷土美術館を訪れるために、
岡山からバスでかたかたと揺られて牛窓まで行ったことがあります。先日、牛窓を訪れた際
夢二一族のお墓を発見し、思わず手を合わせてました。
さて、そういう秋に誘われて、一つ読み人知らずの秋の句を書いてみました。
それぞれの心心の無月かな(To each one,s own sentiment mugetu)
*mugets...full moon obscured by clouds against a slightly luminous sky.
又、久し振りに小筆で、日記をつけてみました。すごく昔、小筆のお稽古を始めた頃は、練習のためにほぼ毎日筆で日記をつけていましたが、現在はコンピューターでブログを書いています。
時代は変わるものですね。
と、言う事で今日はこの辺で失礼しますが、又近いうちにお目にかかりましょう。
水香
追伸・・・夢二ファンの方、コメントお待ちしております!