皆さま、こんにちは。 いかがお過ごしですか。私の方は、今週の月曜日に大勢の新しい学生達と会いました。漫画・アニメブームに乗って、日本語を大学で学びたい学生の数が、ここ数年急上昇です。
さて、今日は体と脳のリフレッシュについて、少しアップしてみます。
まず、下記の写真です。これは先日夫と共に出かけたスパです。
STUREBADET (ÖSTERMALM)
比較的人も少なくて、かなりリラックス出来ます。スパでのリラックスはよくあることですが、下記の方法はなかなか面白いと思います。
私が中国書法を研究するために、過去に何度か北京・天清に滞在した時の写真です。これは、天真の朝のごくありふれた風景で、老人が数名集まってアスファルトの上に大きな筆で、ポリバケツの水を使い文字を書いているのです。ゆっくりと全身を使うので、朝の体操に毎日行われています。これによって、適度に体を動かしながら、同時に文字を書く練習も出来るわけです。さすが書道の本家本元の国!書が生活に密着していますね。
私も筆を借りて試してみましたら、かなり体を動かすので、いい運動になりました。
文字を書く、と言うことは脳の活性化に役立ち、老いを防ぐらしいのです。私の日本の書の大先生は、たしか大正のお生まれですが、ここ30年ほど、あまりお姿が変わっていません。 嘘のような話ですが、髪に白いものが増えた程度で、お顔の艶なども同じです。不思議でしょう?!
それから、これは学生達にも言っているのですが、今は昔ほど手で文字を書きませんが、漢字を覚えるのには、やはり昔からの”文字を正しく書いて覚える”これが、一番早くて正確だと思います。文字を読むだけで覚えるのには、限界があります。と、言う事で、皆様も機会があれば、一度お手本を見ながら文字を書く、と言う手作業をしてみてください。
この花は、先日の花とは随分と違い、すっきりと一輪で咲いている感じではないでしょうか。例えるならば、秋風に吹かれるコスモスかな?それとも、一輪の桔梗かな?いかがですか。
それから次は、しんしんと降る雪です。ちょっと早いけど、心の準備を、、。
その下は、画家”竹久夢二”の恋文を筆で書き写してみたものです。
では、皆様これから少しずつ寒くなりますが、風邪など引かないようにお気をつけ下さい。
又、お会いしましょう、 水香。