皆様、こんにちは。
最近、こちらは雨が多くて何だかどんよりとした天気が続いています。
さて、今日は”水香がTVの仕事を始めたきっかけ”について、少しお話いたいと思います。
水香が、ストックホルムに移住して来たのは、1995-6年の頃でした。(月日が経つのは早いですね!)
その頃は、少しのスウェーデン語とたどたどしい英語が出来た程度でしたが、希望に燃えていたことは確かです。(笑)、、。
そんなある日、たまたま知人のホームパーティーで知り合った、オーストラリア人のM氏から電話がありました。
彼は、日本の大学を出て、日本のTVにも出ていたらしく日本語は”ぺーーらぺら”でした。
その彼が、自分で日本の企業がスポンサーのコマーシャルをこちらで企画することになり、そのモデルに水香を考えてくれたのです。
着物を着て、関西弁をしゃべる水香を想定して、色々な台詞もFAXで流れて来ました。(当時は、FAXが主流でしたよ)
これが、水香のスウェーデンでの”初仕事”とは、何ともユニーク!と思い、結構乗り気で、着物も日本から送ってもらって、台詞の練習なんかもしていた矢先に、何とスポンサーの意向が変わりそのCMの話が流れてしまったのです。
まぁーー残念ですが、どうしょうもありません、、。
そこで、彼はその代わりに、別の小さな仕事を提供してくれました。これも突然だったのですが、”明日、東京のN*Kテレビからプロデューサーが番組の視察に来るけど、僕の代わりに、ちょっとストックホルムを案内してくれない?”との依頼でした。
”うーーん、、でもあんまり町のこと知らないけど、、”と言う水香に”いやいや、オステルマルムの食品街にある、魚のスープをお昼に食べて、町を少し案内してもらえればいいから、、。もしかすると、後で良い事があるかも知れないよ” などと、背中を押されて、次の日に出かけていきました。
そこで、お会いしたのがK氏でした。TV業界は全く知らず、何をお話していいのかもあまり解りませんでしたが、M氏に言われたように、魚のスープを食べて町を案内しました。
その時に、水香にとってはこれは今日限りの仕事と思っていた気安さからか、緊張もなく自分の話や考え、スウェーデンと日本について思ったことをぺらぺら話していました。
そして、そろそろお別れする時間になった時に、K氏から
”これからN*Kの外部スタッフになる気はありませんか?!あなたは、この業界に向いていると思う”と、言われたのです、。
”ええっーー私がですか?!”、、、、この続きは次回お話します。
追伸・・・・そのK氏と、15年振りに来週東京で会うことになりました。ちなみに、K氏は現在では、N*Kを自己退社されて、もう10年くらい前から”作家”として生きていらっしゃいます。
と、言うことで今回は関西(大阪・京都)・名古屋と東京(ストックホルム同窓会)にも用事があり、ちょっとこれから日本へ行って来ます。
では、又お会いしましょう!
水香
スウェーデンのアイスホテル